あなたはなぜ幸せに生きられないのか。

 

 

どんな事をしてもニコニコして、幸せそうにしている人。

逆にどんないい事をしても不幸そうな人。

皆さんの周りにはそんな人たちがいませんか。

 

この両者を分けているものは何か。

気の合わない上司や相性の合わないパートナーでしょうか。

はたまた、その人の収入でしょうか、運でしょうか。

幸せな人と不幸な人を分けているもの

それは、その人の考え方自身です。

自分の身に起こった事を「幸せ」と捉えられるかどうか、その捉え方で幸せかどうかが決まります。皆さんはこの名言を聞いたことがありますか。

私は失敗したことがない。

ただ、1万通りの、

うまく行かない方法を

見つけただけだ。

 

- トーマス・エジソン 

かの有名な発明王トーマスエジソンの名言です。

この名言のすごいところは失敗を成功の一部として捉えたことにあります。

幸せも同じです。うまくいかないことや一見、幸せには感じられないことも必ず幸せに繋がっていると感じられれば、そのことは幸せに変わってしまうのです。

 

もう少し具体的に言いましょう。

私が彼女とドライブデートしていた時に、運転手である私が高速道路で下りるICを間違えて、目的地に行けなくなってしまいました。

最短で目的地に着く事を成功とし、それが幸せだと考えるならば、これは失敗であり、不幸なことかもしれません。

ですが、高速道路で下りるICを間違えたことで、目的地を変更し、当初予定していなかった新しい場所でその日はデートを楽しむことができました。さらには、「次回のドライブでは、下りるICに気をつけよう」という実体験からしか得られない自分自身の教訓も得ることができました。ポジティブに捉えるならば、次回どうしても時間通りに目的地につかなければならない用事の際には、私はこの経験を生かして、目的地に時間通りに着くことができるかもしれません。

 

数えるのは不幸ではなく、幸せの数

さらに言うと、幸せだと感じる事を探して過ごすか、

不幸だと感じる事を探して過ごすかで幸福度が変わります。

感覚としては、一日の出来事の中に、楽しいことや面白い事を探す感じです。間違っても不快なことや不愉快な事を探してはいけません。

実際、メイプル超合金カズレーザーさんも過去の番組の中でこう語っていて、深く同感しました。

「頭がいい人ほど、不幸を見つけることがうまい。不幸から目をそらす努力が必要」 

https://grapee.jp/214818

 

目の前に起こる出来事は同じでも、そこから良い部分を見つけられるか、悪い部分を見つけられるかその人次第です。わざわざ悪い事を見つけて嫌な気持ちになっている人いるんじゃないでしょうか。

この、自分が意識したものが目に入ってきてしまう効果を心理学用語で

カラーバス効果

と言います。

カラーバス効果とは、ある一つのことを意識することで、それに関する情報が無意識に自分の手元にたくさん集まるようになる現象のこと。

カラーバスは「color(色)」を「bath(浴びる)」、つまり色の認知に由来するが、色に限らず、言葉やイメージ、モノなど、意識するあらゆる事象に対して起きる。

人間の脳は、特定の事象を意識することで、五感で得られた情報からその特定事象のみを積極的に認識するという性質を持つ。

つまり不幸になる人は、自分でわざわざ不幸になっている可能性が高いのです。

 

まとめ

幸せに生きられるかどうか、それを決めているのは自分自身です。

 

①幸せを見つけるように毎日を過ごす

②起こる物事を幸せだと捉える

 

この2つのマインドセットだけで、あなたの人生は明るく幸せなものになります。

 

と、ここまで書いて、他責ではなく自責の生き方を押し付けるようにも聞こえてしまいがちなのですが、心優しい方はうまくいかない自分や、それでも幸せと感じられない自分を攻め過ぎてしまう時もあると思います。

 

そんな時には、「ちょっと今は運が悪いんだな。」「ちょっと今日は体調が悪いのかもな。」そうやって、割り切ることも大切です。

「幸せになれない自分どうしよう」ではなく、「こんな日もあるさ。」で乗り切ってみましょう。必ず明日は今日よりよくなります。

ならないと思っても、そう思えたもんがちです。

 

幸せは歩いてこない、だから歩いて行くんだね。