取材されるときに気をつけたいこと

にわかですが、最近テレビに取材されることがありまして。

と言っても私個人と言うよりは、私が所属しているところに取材が入って、たまたま私が取材を受けたと言うだけなのですが。

その時に感じたこととみなさんもこれから取材される時に気をつけて欲しいことがあるのでお伝えします。

 

1、取材される時にカメラ目線にならないか気にして、目線が浮きがち。

カメラを見つめすぎるとドラマの俳優を演じてるみたいだし、俯いてると暗い人なのかな?と感じられてしまいがちだし。

インタビュワーの方と話す感じでやりとりすれば自然なのですが、カメラの向こうの何万もの視聴者をイメージしすぎると上がってしまいがちです。

あくまでインタビューされている人と話をしているところを、誰かがみているそんなイメージで話せたら良いと思います。

 

2、取材の期待に応えようとすると、「こんなこと言ったら喜ばれるかな」という思いで答えてしまう。

きっとこの問題でこんな論を裏づけするために取材しにきたんだな→立場的にこんなこと言ったらテレビ局の人は助かるかな

の流れで、自分がさほど深く考えていないことも口走りがちです。

ましてや、編集でいい部分だけ切り取られて、いいように使われがちですから、適当なことを言うと代弁者のようになってしまいます。

 

毎日いつも自分の立場をもって、その根拠を明らかにしておくことはほぼ不可能ですので

せめて、取材が入ると言われた時点で、自分はどんな立場でなぜそう思うのか、どんなことに困っていて、そしてどうなって欲しいのか

ぐらいは考えておくと良いです。

どれほど強く思っていたとしても、それを言葉で伝えるのは難しいですし、伝えたいメッセージがそのまま報道されるのも稀有なことですし。

 

そう考えると、慣れが大半だとは思いますが、コメンテーターや生放送で意見を話せるアナウンサーは本当に凄いなと感心してしまいました。