これから同棲・同居する人に伝えたいこと

同棲や同居して初めて、相手のことが分かることは多い。

 

一緒に暮らすことでお互いの習慣やクセ、譲り合えないところが見えてくるからだ。

結婚した先輩から

「結婚して一番良かったのは、自分の親の価値観を疑えるようになったことかな」と言われたときは目からウロコだった。

生まれてから育ってきた環境は、限られた一例でしかなく、自分にとっての常識や「普通」が世間一般の普通かどうかは分からないのである。

今まで長年付き合っている人や自分が好きな人ですら、なのだから難しいものである。

 

どんなところで文化の違いが出るのか。それは家事や食事など日常生活の中で多い。

例えば、

・洗濯機を回すタイミング、干すタイミング

・洗濯物の干し方

・ご飯の量や塩加減

・食器の洗い方、かたし方

・掃除の仕方、タイミング

など細かくあげればキリがない。

 

現に私も上にあげた内容で相手と口論になった経験がある。

どちらが正解かという話と、今まで自分がやってきたやり方を踏まえてどうするかという話は別次元の話で、そこを合理的に考えようとするとうまくいかないことがわかった。なぜなら、どうなるにせよ、どちらか、あるいは両方ともが今まで当たり前と思ってきたやり方を変える必要が出てくるからである。

 

私が考える家事などの習慣の違いをすり合わせるには、

・話し合い、お互いの納得のいくやり方を考える。

(お互いが譲歩して、歩み寄る方法、項目ごとに譲れないものをあげていき、気にならないところは相手に合わせる)

・相手に任せたことは、文句や注文を言わず、どうしても気になるなら必ず自分でやるようにする。

・やってもらえる感謝の気持ちを忘れずに、言葉にして伝えるように努める。

・お互い様であり、「私ばかり」とならないように互いに頑張りどころを抑える。

 

ことが大切である。

ぜひ、これから同棲・同居を控えている人はお気をつけて!